FIELD事業と市場

FIELD 事業と市場
グループ各社と連携した、医療現場向けのソリューションを提供

グループ各社と連携した、
医療現場向けの
ソリューションを提供

当社は、医療関係者様から寄せられる多様なニーズにお応えするために、幅広い製品・ソリューション・サービスを提供しています。
富⼠フイルムグループ各社と連携することで、⻑年培ってきた独⾃の技術を活用できることはもちろん、最先端のAI技術やICTを展開することができます。ここでは、主な事業領域である「医療用ITシステム」「X線画像診断機器」「医療用内視鏡システム」「超音波診断装置」「生化学検査機器」を、それぞれご紹介します。いずれも医療現場の課題解決を⽀援するとともに、⼈々の健康と豊かな⽣活の実現に貢献するための大切な取り組みです。

FIELD 01
医療用ITシステム医療用
ITシステム

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AIやICTなどの最先端技術を活用することで、医療現場のさまざまな課題を解決し、診療の効率化と質の向上に貢献しています。例えば、診療データを集約・活用した「診療統合ソリューション」や、画像診断の精度向上と効率化をAIで支援する「読影ソリューション」、クラウドに接続することでシームレスにさまざまなサービスを利用できる「医療クラウドサービス」など、幅広いソリューションを展開しています。
この領域の
社会的価値
最先端の技術と医療現場をつなぐことで、それまで解決できなかったさまざまな課題に答えを出しています。また、医療関係者様の手に頼っていた業務をAIなどにより効率化することで、医療現場の環境向上に貢献しています。

代表的な製品

メディカルAI技術ブランド「REiLI」
メディカルAI技術ブランド「REiLI」
「REiLI」とは、富士フイルムが推進するAI研究・開発およびAI技術ブランドです。さまざまなAI技術を共創させることで、医療関係者様に新たな価値を提供しています。AI技術を活用した業務改善はもちろん、人とAIが共創することで生まれる高い次元の医療の確立を目指し、さまざまな取り組みを行っています。
画像診断ソリューション「SYNAPSE」
画像診断ソリューション「SYNAPSE」
多種多様な医療用画像を、ネットワークを介して管理する医療用画像管理システム(PACS)。そんな国内の「放射線PACS市場」でトップシェアにあるのが、私たちの「SYNAPSE」シリーズです。
グループが培った画像処理技術により、大量の高画質な画像を高速に処理して表示することができるため、診断効率が良く、医療関係者様のストレス軽減に貢献します。
また、臓器自動抽出などのワークフロー支援機能を備えた読影ビューワ「SYNAPSE SAI viewer」など、各種システムと連携したトータルソリューションを提供しています。
3画像解析ソリューション「SYNAPSE VINCENT」
3画像解析ソリューション「SYNAPSE VINCENT」
「SYNAPSE VINCENT」はCT・MRIなどの断層画像から高精度な3D画像を描出し、解析を行う3D画像解析システムです。富士フイルムの誇る画像解析技術を集約し、医療現場で求められる3D画像処理への要望を具現化させます。
ロボット手術が広がりを見せる中、術前のシミュレーションはもちろん、患者様へのインフォームドコンセント、カンファレンスでの利用など、本ソリューションの活躍の舞台はますます広がっています。

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FIELD 02
X線画像診断機器X線画像
診断機器

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X線画像診断機器
X線を透過させ、人体内部を可視化する「医療用X線画像」。1981年、富士フイルムグループは世界で初めてそのデジタル化に成功しました。以来、この分野のパイオニアとして走り続けています。その後も、さらなる高画質化や効率化、低線量化※を追求し、次々に新しい機能を生みだしているほか、AI技術を活用するなど、X線画像診断の次なる領域へと進んでいます。私たちはこれからも、医療用X線画像の世界的パイオニアとして、医療関係者様と患者様を支援します。
※低線量化:線量とは、人体に照射されたり、吸収されたりする放射線量のこと。線量を抑えることで患者様の被ばくを低減し、安全性を向上させることができる。
この領域の
社会的価値
AI技術を活用した画像診断や表示を医療関係者様が再確認することで、正確かつ効率的な診断を支援します。医療関係者様の業務負担を軽減するとともに、患者様のストレスや不安感の払拭も実現しています。

代表的な製品

デジタルマンモグラフィ
デジタルマンモグラフィ
生活の欧米化や女性の社会進出にともない、日本人女性の罹患率が高まり続けている乳がん。検診の重要性にも注目が集まっています。デジタルマンモグラフィは、そんな乳がん検診の必需品。富士フイルムグループでは、受診する人にも操作する人にも寄り添ったシステムを実現させるべく、さまざまな開発を行っています。
例えば、人体が浴びる線量を低減しながら高精細な画像を描出維持する技術も、その一つ。検査時の痛みを軽減しリラックスした検査へと導きつつ、質の高い診断画像を提供しています。
受診する人には「やさしさ」を、操作する人・診断する人には「見やすさ」を、それぞれお届けしています。

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FIELD 03
医療用内視鏡システム医療用
内視鏡システム

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医療用内視鏡システム
消化管など、体内の様子を観察するために欠かせない内視鏡システム。富士フイルムグループでは、スコープやプロセッサー・光源装置・モニターなど、内視鏡システムを構成するすべての製品を手がけています。近年はAIによる診断支援プログラムを提供しており、これまで以上に医師関係者様の診療をサポートしているほか、高度なネットワークシステムとの接続による効率的な管理・運用を実現しています。
この領域の
社会的価値
写真分野で培った画像処理技術と医療分野で蓄積してきた光源制御技術を組み合わせることで、診断しやすいシステムを提供しています。見やすさ・使いやすさを向上させることで、安定した診断の実現とともに患者様への身体的負担も軽減します。

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FIELD 04
超音波診断装置超音波
診断装置

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超音波診断装置
超音波の特性を利用して体内の臓器を可視化する超音波診断装置。近年では、モバイル化へのニーズが一層高まっています。富士フイルムグループでは、わずか7インチのモニターを備えたモバイル超音波装置へ最新のAI技術を搭載し、医療の最前線を支えています。従来から検査室で活用されている超音波診断装置に加え、モバイルをはじめとしたさまざまなラインナップを通じて医療現場に貢献しています。
この領域の
社会的価値
モバイル化による院外での診断を実現することで、屋外に出ることが難しい患者様への医療提供や災害時の医療活動など、さまざまなニーズに応えています。

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FIELD 05
生化学検査機器生化学
検査機器

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生化学検査機器
生化学検査では、血液などの検体に対しての成分測定を行っています。測定の精度や操作性の高さが問われることはもちろん、いかに素早く結果を導き出せるかも医療の現場においては非常に重要です。即時性を追求しているほか、複数検体を同時にセットできる環境の実現などを通じ、作業の効率化に貢献しています。また、大型タッチパネルで使いやすさを向上させつつ設置面積を縮小することで設置環境の選択肢を広げ、より快適な検査を実現しています。
この領域の
社会的価値
より正確かつ効率的な機器の実現はもちろん、直感的で使いやすい操作性の実現や使い勝手の良いサイズ感など、人間工学的な観点での改善を行うことで、ニーズが高まる生化学検査の現場を支えています。

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