TRAINING教育・研修
変化をつくりだす企業を実現するには、個の成長と組織の成長のスパイラルアップが重要です。
そのため、富士フイルムグループの人材育成では、
仕事の基盤と自己成長の基盤を身につけることを柱として、
「変化を成長のチャンスととらえて、挑戦し、日々変化をつくりだす従業員」を育成するとともに、
従業員エンゲージメントの高い組織づくりを目指しています。
富士フイルムグループが目指す人材育成
変化をつくりだす企業を実現するには、個の成長と組織の成長のスパイラルアップが重要です。そのため、富士フイルムグループの人材育成では、仕事の基盤と自己成長の基盤を身につけることを柱として、「変化を成長のチャンスととらえて、挑戦し、日々変化をつくりだす従業員」を育成するとともに、従業員エンゲージメントの高い組織づくりを目指しています。
仕事の基盤を身につける
富士フイルムグループでは、仕事の進め方を「STPD(See-Think-Plan-Do) 」と表現し実践しています。
これまでの経験や蓄積した知の活用だけでは通用しない領域での仕事が増える中で、仕事の定石(遵守すべき基本や手順)を理解し、それを愚直に実践し続けることで、ビジネスマンとしての実力をつけていきます。
富士フイルムグループでは、多様な仕事を経験することで、自ら変わり続けることの重要性を実感し、人間的に成長していくことを目的に、事業や職種を跨ぐジョブローテーションを実施しています。
また、どの事業、どの職種においても成果を上げるために必要な共通の仕事の進め方として、グループ独自のマネジメントサイクル「STPD(See-Think-Plan-Do)」を仕事の基盤として、社員一人ひとりが習得することを目指しています。
STPDサイクルは「事実をしっかり見て、本質を見極めるまで考え、課題を明確にしたうえで、具体的な実施計画をやり抜く」という本質的な課題を形成して業務を実践していく力を重視している点が特長です。
教育・研修プログラム(一部)
富士フイルムメディカルでは、年次・経験を問わず広く教育・研修プログラムを用意しています。特に入社後数年目の若手社員に対しては、年次ごとに目的と内容を細かく設定したプログラムを通じ、誰もが安心して仕事に取り組める環境を用意しています。
研修内容例
先輩社員の声
当社の教育・研修制度を実際に受講した先輩社員は、どのような感想を持ち、仕事にどう活かしているのかを聞きました。
リアルな声だからこそ伝わる、具体的な内容や活用イメージをご参照下さい。
全職種共通
- 営業/足立
入社後1ヵ月目に受講した全体研修では、社会人としてのマナーや医療基礎を満遍なく学ぶことができました。配属後、約半年間は担当エリアを持たず、先輩について回るなかで営業としての立ち回り方を学びました。同時に営業所の先輩社員にご協力頂き、ロールプレイングを重ねるなかで製品知識も徐々に身に付いていきました。
担当エリアを任されてからも、支社独自で入社4年目までの若手社員を対象としたステップごとの研修があり、とても助かりました。また、4年目の成果発表の準備期間を通してそれまでの自身の仕事の棚卸しができ、さらなる成長に向けてどうすべきかが整理できました。今でも研修で習ったことを振り返りながら、日々邁進しています。
- 営業/杉谷
大学では生物科学を学んでおり、知識のない状態で入社しました。配属後、製品知識のみならず病院内のワークフローやネットワークの知識が必要であることを知り最初は戸惑いましたが、OJT期間の先輩社員同行に加え、1年目社員の集合製品研修、事業部のWeb研修会など、学びの場が多々ありましたので知識習得の場は多かったように思います。
1年目の10月からは担当エリアをもち、実商談で生じた不明点を上長や先輩に相談することで製品知識、提案テクニックなどを身に付けていきました。やがて年次が上がるとともに担当施設規模も大きくなりましたが、ロジカルシンキング研修やプレゼンテーション研修など、提案をブラッシュアップするような研修があり参考になりました。
また埼玉支店は若手が多く、独自に月1回の若手勉強会を開催しています。各商材のロープレなどを通じて年次問わずみんなで切磋琢磨し業務に励んでいます。
職種別研修
- 営業/清水
大学時代は法学を専攻していたため、医療やITの知識等がない状態で入社となり、しっかり仕事ができるのか非常に不安に感じていました。ですが、入社後約1ヵ月間、社会人の基礎や職種別(営業やFSE、SE)の基礎研修を行って頂きました。
さらに配属後には「ぜひITソリューションの研修を行ってほしい」と人事に相談したところ、先輩社員の営業やFSEの方を集めて頂き、ITソリューションに特化した研修を開催頂き、必要性に応じて柔軟に学びの機会を設けて頂ける企業だと感じています。現在でも新製品や新バージョンが発売されると、勉強会が開催され、配属先の先輩や同期と情報共有しながら仕事をすることができるので、今ではお客様と自信を持って接することができております。
- SE/石橋
大学時代は生物統計学の研究をしていました。医療に関する研究でしたが病院運用・システムに関する知識は全くなく、入社当時は何もかもが初めてでした。
全体研修で自社製品や病院運用について学習し、配属後は先輩SEに同行し作業・説明を受けることで業務内容を理解しました。作業内容を理解するために新人SE研修としてネットワーク、Windowsの研修が用意されており、SEとして最低限必要な基礎知識を習得しました。
また、「UdemyBusiness」などの学習ツールが利用でき、これらの会社が用意したツールを活用して知識を深めています。習得した知識を発揮するために資格試験を受験し成長を実感できるようにしています。
- FSE/田谷
高専では物質工学科にて微生物工学を研究しておりました。医療業界はおろかドライバの持ち方すら知らない私は入社前までは不安でいっぱいでした。
ところが、いざ入社すると新入社員研修にて工具の持ち方やIPアドレスとはなにかというIT関連についても基礎から学ぶ機会があり、大変助かりました。
また当社の特徴として、放射線装置のみならず画像を見るネットワークSCシステムや内視鏡、コロナウイルスを検出する機械など、商材のラインナップが幅広い点があげられます。こうした点をフォローするため、商材一つひとつに関する研修があり、仕組みから細かく学ぶことができるので現地でも安心して作業できています。
また配属先の先輩方も大変優しく、心配なところは分かるまで教えて頂けるので安心できます。一人で回るようになった後も、マニュアルだけではなく研修で頂いた資料やアドバイスをもとに作業しています。