営業(専任セールス)|安冨 一樹

信頼が勝負を左右する。

  • 営業(専任セールス)
  • 安冨 一樹Kazuki Yasumomi
  • 2020年入社

野球に明け暮れていた大学時代。農学を学んでいた彼が、医療機器の世界と出会ったのは、寮で相部屋だった先輩から富士フイルムメディカルを紹介されたときだった。現在は内視鏡の専任セールスとして東京23区を担当。かつて試合の戦略を練っていたように今はお客様との信頼関係について考え続けている。

営業(専任セールス)|安冨 一樹
INTERVIEW 01
入社のきっかけ
将来性を感じた医療の世界。

さかのぼってみると、医療との出会いは中学時代にありました。私はその頃から野球をしていたのですが、けがで肘の手術をしたり、リハビリをしたりと、患者として医療の世界に触れていました。ただし、メーカーとしての医療業界と関わることになったのは大学での出会いがきっかけでした。私は大学時代も野球を続けており、野球部の寮に住んでいました。そして、同じ部屋の先輩が富士フイルムメディカルに入社したことが、最終的に当社に決める大きなきっかけとなったのです。その先輩から具体的な話を聞いているうちに、仕事をしている自分の姿をはっきりとイメージすることができました。また、一つの商材にこだわりすぎるのではなく、幅広い製品を提供していることや、フィルムから医療へと発展してきたという歴史など柔軟性のある社風に今後の将来性を感じたことも決め手となりました。

営業(専任セールス)|安冨 一樹
INTERVIEW 02
仕事のやりがい
差別化ポイントは、
技術と人間性の融合。

私は内視鏡の「専任セールス」として、東京23区内にある病院やクリニック、そして検診の施設などへの営業活動を行っています。基本的には、「アカウントセールス」と呼ばれる幅広い商品に対応できる営業職の方が提案を行い、そこから個別の製品知識に特化した専任セールスに引き継がれていくという流れになっています。私が担当している内視鏡は当社の製品の中でも唯一、人の体内に直接入って検査・治療をする機械であるため、医療に携わっている実感はとても大きいです。ガンが見つかったり、摘出されたりする現場に立ち会うということも少なくありません。そして、病院での医療機器の交換はおよそ5年から7年ほどのスパンで行われるため、そのタイミングに向けての提案準備も大切な仕事です。普段の営業では機械を売ることよりも顔を売ることを意識して、メインのお医者様だけでなく、内視鏡の準備や介助を行うこともある看護師の方とも信頼関係を築くようにしています。技術にこだわる「富士フイルム」のグループ会社として、当社には製品の質の高さという大きな強みがありますが、競合他社との差別化を図るには、それだけでは足りません。営業での対応の仕方も重要な要素の一つです。「私たち富士フイルムメディカルなら、こういった対応ができますよ」という企業の姿勢も売り込むことで、一点突破だけではない多角的かつ効果的な営業活動ができていると思います。

営業(専任セールス)|安冨 一樹
INTERVIEW 03
今後の抱負
「信頼関係」

これまでの人生では野球を通じて「信頼関係」について考えてきましたが、仕事においてもやはり大切なことなのだと実感しています。野球では、チームの中で信頼関係が完結していました。しかし、仕事においては会社という名のチームだけでなく、お医者様や看護師の方、ひいては患者様など、広範囲の方々の信頼を得ることが必要です。私の考えでは、医療の世界で信頼を得るために大切なことは「フットワークの軽さ」だと思っています。なぜなら「困ったことがある=命に直結する」という可能性がつきまとう世界だからです。だからこそ、お客様の要望にはできるだけ早く応えるようにしています。たとえ自分では解決できないような事案であっても、ひとまず足を運んでお話を伺い、他部門に連携していく。単純なことではありますが、迅速な対応でお客様の不安を解消する、それだけでも信頼を築くには大切なことなのです。社内においても、他部門の仕事を少し受け持つことで困った時に助けてもらえるような関係をつくることができます。自分の守備位置から少し外れていても、打球が飛んできたら地面を強く蹴ってキャッチしにいく。強い信頼関係を築くことができれば、私がエラーをしたときには、必ず誰かがカバーしてくれるはずです。私たちは、ひとりじゃない。そして、戦い方もひとつではないのです。

営業(専任セールス)|安冨 一樹