幅広い製品とともに、
医療と人に貢献していく。
- アプリケーションスペシャリスト
- 菅原 理Satoru Sugawara
- 2022年入社
放射線技師になるためにずっと学んできた彼が医療機器メーカーの道に足を踏み入れることになったのは、はたして偶然だったのだろうか。広がった視野の先に「幅広い製品で、たくさんの人々に貢献する」という、広大な世界が姿を現す。X線機器の営業支援として、ニーズに沿った質の高い提案を日々追求しながらも、今でも彼はより広い世界へと飛び出していこうとしている。
- INTERVIEW 01
- 入社のきっかけ
製品の幅広さは、
医療に貢献できる選択肢の広さ。
大学時代の私の専攻は、健康福祉学部の放射線学科です。病院での実習がカリキュラムに含まれているなど、放射線技師になるために学んでいる人が多い学科でした。そして、大学院まで進学した私も院生時代には病院でアルバイトをするなどして、放射線技師への道を歩んでいたのです。そこから現在のように医療機器メーカーで働くことになったのは、病院への就職活動が一般的な企業への就職活動よりも遅れて始まることがきっかけでした。病院の内定は秋や冬に決まるため、それならまずは一般企業を見て視野を広げたいと考え、就職活動を開始したのです。そうして企業を見ていくうちに「一つの病院で医療に貢献するのもいいけれど、企業にいけばさまざまな病院とやりとりをしてより幅広い人々のためになるのではないか」と考え、医療機器メーカーに就職することを決めました。そして、さまざまな企業の中でも、特に富士フイルムメディカルの特徴である「製品の幅広さ」が目に留まりました。当社ではCTや内視鏡のみならず、AIを用いた診断補助なども行っています。医療で貢献するための選択肢を増やしたいのであれば、ここがぴったりだと思ったことが最終的に当社を選ぶ決め手となりました。
- INTERVIEW 02
- 仕事のやりがい
社内の連携が、提案力を生む。
私が担当しているのは、X線に関連する機器の営業支援であり、主には商談と導入後のフォローを行っています。仕事の流れとしては、営業の方が取り付けてくれた案件に対して具体的な注文内容や製品の詳細を踏まえ、それぞれの病院のシステムにあった提案をお客様にお伝えするという形です。そして導入後においてもお客様が使いやすいように調整を行うために、細かなサポート対応を行っています。仕事を進める中で、私は「お客様に与える印象」を意識するようにしています。私たち営業支援は、営業の方のようにお客様のところに何度も足を運ぶことはできません。そのため、数少ない訪問で印象を残す必要があります。そして、お客様に顔を覚えていただくためには、人としての個性や対応の仕方で覚えてもらうだけでなく、提案内容のクオリティによっても他社との差別化を図らなければならないのです。私の部署では、事例を共有するための勉強会が頻繁に開催されており、全国の事例をもとに今後の提案について作戦を練ることができます。ベテランの方からもアドバイスをいただけるため、質の高い提案が担保されます。また、困ったときに同期に頼りやすいことも提案の質に大きく貢献していると思います。このように、全国の社内事例を共有できること、そして同期とのつながりがあることが私たちの提案力の強みとなっていると思います。
- INTERVIEW 03
- 今後の抱負
「提案力」
これから磨いていきたいのは、さらなる「提案力」です。一見すると、私たちの仕事は「いつも同じ医療機器を導入するだけ」と思われるかもしれませんが、実際は病院ごとに違ったシステムを導入しており、それぞれのニーズに応じた提案をしなければなりません。また、何度もプレゼンの時間をいただくわけにはいかないため、一発で決めるための提案力が重要になってきます。営業やサービスの方との作戦会議、部署内での情報共有はもちろん必要ですが、「プレゼンの前に足を運ぶこと」も大切だと思います。プレゼン前に一度でも足を運んで、知り合いを増やすことで、実際にプレゼンを行う日にはその場に一人の味方が生まれます。そうすることで堂々とした態度で当日に臨むことができるのです。また、今後さらに案件が増えてくると一つひとつの案件に全力を注いで対応することが難しくなってくるかもしれません。だからこそ、営業の方にあらかじめ知識を共有しておき、私が説明に行かなくても対応できるような体制を整えておく必要があります。自分が担当するエリアを拡大したいというビジョンのもと、幅広いエリアにいる、幅広い人々に対して、幅広い製品を提供する。この先も、もっと広い世界に貢献できればと思います。