仲間とともに、難所を乗り越え、
お客様のニーズに応える。
- FSE
(フィールドサービスエンジニア) - 吉積 麻衣Mai Yoshizumi
- 2020年入社
看護師をしていた母親の影響で幼い頃から医療の道を志す。そして、工業専門学校時代の先輩の存在がきっかけとなり、富士フイルムメディカルに入社。現在は、大阪北摂地区にてマンモグラフィーなどの医療機器の設置や修理を担当。優しい先輩に支えられてきた彼女はこれからは誰かを支えられる人になりたいと言う。
- INTERVIEW 01
- 入社のきっかけ
医療への憧れと、働きたい仲間。
私は工業専門学校で電気工学を学んでいましたが、母親が看護師をしていたこともあり、幼い頃から医療の世界に進みたいと考えていました。さらに、「機械に触れる人生を歩むとしても、たくさんの人と関わるような仕事をしたい」という想いもありました。そんな中で、同じ学校の先輩が富士フイルムメディカルに入社していたことがきっかけとなり、工業の知識を活かしながら医療に携われる医療機器メーカーを選びました。いくつかあるメーカーの中から当社を選んだのは、冬のインターンシップで会社見学に来たときのことが忘れられなかったからです。オフィスに集まって工業専門学校を卒業した先輩たちと話をしたのですが、皆さん明るくて優しくて、そんな方々の一員になりたいと強く思ったことを覚えています。そのときの感動が大きかったせいか、私は当社にしかエントリーをしなかったのですが、無事に入社を決めることができました。
実際に入社してみると、居心地の良さは想像していた以上のものでした。先輩方とは仕事の話だけでなく、プライベートなことも話し合い、「困ってることはない?」といつも声を掛けてくれます。また、同期との交流も盛んで、大阪支店だけではなく、東京にいる同期とも頻繁に連絡を取って困ったことを教え合える関係性をつくれています。
- INTERVIEW 02
- 仕事のやりがい
難所も乗り越えられる仲間の存在。
私は、大阪の北摂地区の病院に導入するマンモグラフィーなどの医療機器の設置や点検、修理を担当しています。設置では、営業の方と連携して、導入する機器の構成や物品、導入の経路などを話し合いながら設置を行います。また、修理業務でも社内の連携が欠かせません。修理に行く際は、故障内容を伺った上で訪問するのですが、場合によっては自分の知識では修理ができないこともあります。そんなときに、事務所にいる上司や先輩方に連絡をすると、いつでも誰かが答えを教えてくれたり、駆けつけたりしてくれるのです。だからといって、いつまでも頼っていてはいけません。年次も上がり、段々と業務の幅が広がってくる中で、お客様から「吉積さんなら」と言っていただけることも増えてきています。
また、今まで先輩に質問をしていたように、今度は自分が先輩の立場になって後輩に教えることも多くなりました。これまでの成長の過程では、自分の専門外の知識を求められるような難しい修理案件も経験しました。そんな難所を乗り越えてこられたのは、いつも私の後ろに明るくて優しい先輩の存在があったからだと思います。今度は私が後輩たちにとってそんな存在になれたらと思います。
- INTERVIEW 03
- 今後の抱負
「見極める力」
これからは「本質を見極める力」を培っていきたいです。医療機器を修理するときには、目に見えて壊れているところが原因ではない、ということがよくあります。エラーを改善するために部品を変えても、実際に壊れていたのは別の箇所だったというケースも少なくありません。その場合にはエラーが起きている箇所だけでなく、視野を大きく広げて、そこから正しい箇所へアプローチしなければなりません。また、お客様のニーズを聞き出すときにも、同じことが言えます。依頼内容がきちんと定まっておらず、曖昧なままで依頼されることもあるからです。だからこそ、機械も人も本当は何を求めているのか、それらを俯瞰して観察し、本質を突き詰めていく力をつけていきたいです。
そのためには、自分の視点だけでなく、他の方の視点でも見てもらうことが大事だと思います。全国の故障案件と比較して検討してみたり、先輩たちが待っているオフィスで、自分が手に入れた情報を共有したりする。当社で働いていると、一人で仕事をしているという意識はほとんどありません。いつもチームで仕事をしているからこその安心感があります。それでも、いつかはみんなを支えられるように、私の強みであるマンモグラフィーの専門性も活かして貢献していきたいです。