シェアNo.1を支える最適化を目指して、
経験とつながりを、活かしていく。
- 開発SE
(システムエンジニア) - 牧之段 直弘Naohiro Makinodan
- 2014年入社
大学では、宇宙物理学を研究。身内に医療従事者がいたこと、そして人の手助けをしたいという想いから医療業界に進んだ。現在は、富士フイルムメディカルの主力商品「SYNAPSE(シナプス)」の開発・設計に中心的に携わっており、日々の仕事の中でさらなる最適化を追求している。
- INTERVIEW 01
- 入社のきっかけ
長く働ける制度と人。
2つの「安心」が決め手に。
身内に医療従事者がいたことが、医療業界での就職を考え始めるきっかけになりました。そして、数ある企業の中でも富士フイルムメディカルには、PACS(医療用画像管理システム)市場でのシェアがナンバーワンだという魅力があり、説明会などで話を伺っているうちにその商品力の高さに惹かれていきました。現在でも、当社のPACS製品である「SYNAPSE」が国内トップシェアを占めています。また、プライベートと両立しながら長く働けるかどうかも、私にとっては企業選びの基準となりました。その点で、当社には住宅補助や保養所といった福利厚生制度が整っています。なおかつ、面接時に感じた「優しい空気感」も長く働きたい私にとって、プラスの要因になりました。入社してから約10年が経ちますが、やはり温厚な方が多く、人に優しい会社であると思います。業務中に質問があれば丁寧に答えてくれますし、自分から働きかけを行うと、いつでも応えてくれます。福利厚生制度と人の雰囲気。この2つがあるというのは、安心して働いていく上で大きな支えになるのではないでしょうか。
- INTERVIEW 02
- 仕事のやりがい
人とのつながりで、
仕事を進めていく。
私は当社の主力商品である「SYNAPSE」の開発に関連する業務を行っており、それらは大きく2つに分けることができます。一つ目は、SYNAPSEの設計検証。コーディングが完了したシステムについてテストケースを設定して、製品化する前の評価を行います。実際に手を動かすというよりは、マネジメントに近い役割を担っています。二つ目は、SYNAPSEを製造・設置する際のキッティングマニュアルの作成です。開発したシステムはサーバーにインストールする必要があり、そこで使用するマニュアルを作成しています。当社には医療画像保管システムであるSYNAPSE以外にも、レポーティングシステムや線量管理システムなどの製品があり、サーバー上にはそれらが一緒にインストールされている状態です。そのため、基本的なシステムだけでなく、個々のソフトウェアにもそれぞれでマニュアルを作成する必要があります。私はこれまでに培ってきたソフトウェアに関する知識と経験則を活かして、マニュアルの作成にあたっています。マニュアルを作成する際には、人とのつながりがとても重要です。なぜなら、専門外のシステムについては構成や設計について質問する機会が多くなるからです。当社の質問しやすい雰囲気とこれまでに築いてきた関係性があることで、不明点を解消し作業を効率的に進められていると感じます。
- INTERVIEW 03
- 今後の抱負
「最適化」
私が作成を担当しているマニュアルには、インストールに関する「製造マニュアル」とFSE(フィールドサービスエンジニア)の方が現地で設定を行う際の「設置マニュアル」が存在します。これからは、それらのマニュアルの中に自動化できるところを加えて工数を削減したり、その上で品質も担保できるような「最適化」を行っていければと考えています。そしてこれはマネジメント業務にも同じことが言えます。全体の作業をスケジュール通りに進めることはもちろん大切ですが、作業者の適性にあった業務分担を行い、士気を保ちながら効率的な進行ができるようにしなければなりません。そのため、最適化は工数削減と品質の向上だけでなく、円滑な作業進行にも関係してくることなのです。このように、私が最適化について考えるようになったのはこれまでのさまざまな経験が蓄積されてきたからだと思います。入社してから今の役割を担うようになるまでに、社内だけでなく協力会社の方ともやりとりをして、非常に多くのことを学んできました。そうして幅広い分野で経験を積んできたからこそ、改善できる部分が見えるようになったと思います。就職活動でも企業に入社してからも、分からないことがたくさんあると思いますが、それを恐れず、あえて考え過ぎず、進んでみてください。