
大規模案件を
やり遂げた経験が、
確かな自信になる。
- ソリューションセールス
- 綿貫 万遥Maharu Watanuki
- 2018年入社
大学の頃に病気の早期発見や未然予防に興味を持ち、就職活動を行う。九州エリアの担当からキャリアをスタートさせ、現在は神奈川県の大規模病院に対してさまざまなシステムの提案を実施。病院への提案だけでなく、自治体のプロジェクトにも参加するなど、若手の頃から大きな経験をしてきたことを武器に、新たな挑戦を続けている。

- INTERVIEW 01
- 入社のきっかけ
製品の幅広さで、医療に貢献を。
大学では医療マーケティングを学ぶゼミに所属し、就職活動時には医療に関われる仕事を探していました。医療に興味を持ったきっかけは、大学3年生の時に母が難病指定の病にかかり、治療に長い時間を要した経験です。その際、病気の早期発見や未然予防の重要性を痛感したと同時に、医療業界にはそれらの課題がまだまだあるのではないかと感じました。また、幼少期にセネガルで暮らしていた際、薬が手に入らない人々を目にしたことも思い出し、医療の課題解決に貢献できる仕事をしたいと考えるようになりました。
そして、就職活動では製薬会社や医療機器メーカーを見ていく中で、富士フイルムメディカルに出会い、その商材の幅広さに魅力を感じて入社を決めました。面接で「命に携わる製品」を扱う心構えを誠実に教えてもらえたことは、特に心に強く残っています。入社後は、医療ITシステムを扱うソリューションセールスとして、富士フイルムの画像診断ソリューション「SYNAPSE」を中心に提案を行い、医療現場の業務支援に貢献しています。

- INTERVIEW 02
- 仕事のやりがい
地域の医療を変えていく挑戦。
規模の大きな病院をメインで担当しているのですが、時には自治体が執りおこなうプロジェクトに参加することもあります。その中で、九州エリアを営業していた頃に携わった「僻地に医療を届ける」という、救急医療システム構築プロジェクトは忘れることができない経験になりました。
そのプロジェクトの目的は、診断画像を送ることができるシステムにテレビ電話の機能を搭載し、都市部の病院が山奥の医療施設に対して、画像を見ながら応急処置の指示を出せるようにするというものでした。しかし、テレビ電話となると通信量が増える関係で、ネットワークの部分で多くの課題が発生してしまったのです。通信業者との打ち合わせも難航し、一時はプロジェクトが頓挫してしまうかも、という窮地に立たされました。しかし、僻地に暮らす方の不安を考えると、諦めるわけにはいきません。主体的に各関係者を巻きこみ、相手を尊重しながら粘り強く議論を重ねることで、なんとか全員が満足できる結果を出すことができました。完成したシステムが実際に患者さんの役に立ったという話を聞けた時は本当に嬉しかったことを覚えています。この経験から得たのは、「やろうと思えば何でもできる」という自信。難しいプロジェクトを若手のうちに任せてもらえたことで、現在は大規模病院への提案も臆することなくできています。

- INTERVIEW 03
- 今後の抱負
「精進」
SYNAPSEの画像システムは成熟していますが、CITAなど市場にまだあまり普及していない製品提案も多々あります。しかし、単純に入れ替えるだけでは、感謝をいただける仕事にはなり得ません。お客様の課題をきちんと掘り起こし、理解し、それを解決できるプラスαの提案が必要不可欠です。そういった観点から、新しい知識やスキルの習得に努め、成長する必要があると考え、「医療経営士」という病院経営に関わる資格の取得に挑戦しています。また、よりよいソリューションを提供するためには、強いチームをつくることも大切だと考えています。社内や富士フイルムグループはもちろん、外部企業ともパートナーシップを結ぶことにチャレンジしていきたいです。そして、ゆくゆくは県をまたいで、すべての病院がつながるようなシステムをつくりだしたいと考えています。
