
関わるすべての人が、
笑顔になれる仕事を。
- マーケティング
- 住田 未絵Mie Sumita
- 2011年入社
就職活動で進む方向に迷った際、たまたま出会った富士フイルムメディカルの社員。そこでの会話から、知識ゼロという不安を超えてしまうほどの魅力を感じて入社。現在は、内視鏡用治療デバイスやアクセサリーの拡販を目指し、コミュニケーションの力で、すべての人が満足できる成果を出すことに奔走する。

- INTERVIEW 01
- 入社のきっかけ
活躍し続けられる環境が決め手に。
もともとファッションが好きで、大学ではファッションと社会の関係性について学んでいました。卒業後はその道で働きたいと考えていましたが、リーマンショックの後だったこともあり、就職活動は難航してしまうことに。そんな中、医師である父の紹介で、富士フイルムメディカルの女性営業の方と食事をする機会に恵まれました。まず、印象的だったのは富士フイルムが医療分野で事業を行っていたことです。さらには、その方がご自身のお仕事を心から楽しんでいることに加え、第一線で活躍し続けている姿に感銘を受け、入社を志望しました。
入社後は営業に配属され、内視鏡専任セールスとして2年間活動。その後、内視鏡事業部の臨床マーケティンググループに異動し、消化管のがんや腫瘍などを切除するためのハサミやナイフ、スネアといった、内視鏡に付随するデバイスの拡販担当となりました。カタログや拡販資料の制作だけでなく、営業の方向けの勉強会の企画・実施、医師へのインタビューを通じたケースレポートなど、製品を売りやすくするためのサポートを行っています。

- INTERVIEW 02
- 仕事のやりがい
自ら動き、最適解を追求する。
私たちの部署には医師やメディカルスタッフから「こういう製品はつくれないか」という問い合わせが多々あります。その場合は富士フイルムOEMとしてパートナーであるメーカーに製作をお願いすることになります。
これまでで特に印象深かったのは、当社で扱っていた、経鼻内視鏡検査の前に使用する鼻用麻酔スプレーの改良です。先端が細くなっており、噴霧にコツがいる、使用する際に怖がってしまう患者さんがいるというお問い合わせからスタートしたプロジェクトでした。実は、他の現場からも同様の声が上がっており、これは改善の価値があると判断して、もともと製造していたメーカーに対して改良の依頼をしました。何度も医師やメディカルスタッフのもとを訪れて最適な形状を模索する一方で、パートナーメーカーには、価格設定のタフな交渉も自ら行いました。ここで大切にしていたのは、病院・医師・患者様・パートナー、そして私たちのすべての関係者がWin-Winとなるようにすることです。大変なことが多かったからこそ、さまざまな立場の人と協力しながら理想的な製品をつくり上げた時には大きな達成感を得られました。その製品は今でも右肩上がりで成長しており、それは自分の仕事が多くの人に役立っているという証明に他なりません。これからもそんなやりがいを感じ続けていきたいです。

- INTERVIEW 03
- 今後の抱負
「Win-Win」
さまざまな立場の人と仕事をする中で、お互いにWin-Winであることが大切だと考えています。意見が合わないこともありますが、まずは相手の立場に立ち、ニーズをくみ取ることをこれからも心がけ続けていきたいと思います。そして、相手に寄り添い、共感する力で、営業や医師が困った時に「この人に相談してみよう」と思い浮かべてもらえるようになることが目標です。私が入社した当時に比べると、内視鏡の当社シェアは大きく拡大しています。今後もさらなる成長を目指し、富士フイルムの内視鏡ファンをつくれるコミュニケーションを大切にしていきます。
