
「来てもらえてよかった」
そう言っていただける
超音波診断装置のプロへ。
- アプリケーションスペシャリスト
- 浅野 喬Takashi Asano
- 2021年入社
大学時代は手に職をという想いで、放射線について学ぶ。しかし、就職活動時にアプリケーションスペシャリストという職種を知り、その仕事内容に大きな魅力を感じた。実際に現場に赴き、医療従事者との会話の中からニーズを正確に汲み取って的確な提案をする。そんな尽きることのないやりがいに期待を膨らませ続けている。

- INTERVIEW 01
- 入社のきっかけ
機器の知識を
医療の現場で活かしたい。
姉が医療関係の仕事をしており、その影響で医療に興味を持ちました。そこで大学選びの際は特に好きだった物理を活かすことを考え、放射線について学べる学部を選択。そして、「見えないものを見る」ことができる画像診断技術に魅力を感じて学部時代に放射線技師の資格を取得し、大学院ではがんにおける放射線治療の研究を行っていました。
そのまま放射線技師として医療従事者の道を考えていましたが、転機となったのはOB訪問でした。研究室を訪れてくださった日立製作所の画像診断関連事業(のちの富士フイルムヘルスケア、現在は富士フイルムメディカルに統合)の社員の方からアプリケーションスペシャリストという職種を教えていただき、医療機器に関する知識を通じて、医師と会話をしながら臨床的な提案ができる点に強い興味を抱きました。また、超音波診断装置といえば当社といわれるほど高い製品力があるイメージもあり、競争力がある企業であれば成長の機会も多いだろうという期待感も後押しとなり、入社を決めました。さらに、選考中の面接では上層部の方が非常にラフに話してくださり、他社にはなかったその雰囲気のよさも決め手の一つになりました。

- INTERVIEW 02
- 仕事のやりがい
本質的な課題をつかみ、
ニーズに応えた提案。
現在、超音波事業部のアプリケーションスペシャリストとして担当するのは、診断パフォーマンスが高く、使いやすさにも定評がある「ARIETTAシリーズ」という超音波診断装置です。お客様は、新規開業のクリニックから大病院、大学病院までさまざまで、製品販売時のデモンストレーションから導入後の使用方法の説明、さらには顧客のニーズに合わせた操作設定のサポートまで幅広く行っています。
特に重要なのが、購入の決め手となるデモンストレーション。直接受注につなげるための提案の場となるのですが、お客様と会話をすることでその場で課題の本質が見えてくることも多くあり、いかに瞬発的に提案できるかがアプリケーションスペシャリストの腕の見せどころといっても過言ではありません。また、新たに出てきたニーズに合わせて装置をカスタマイズできることなどを的確にご説明し、最終的に当社の装置を選んでいただけた時は嬉しいですし、「浅野さんに来てもらえてよかった」と自身の仕事ぶりを評価いただけると、頑張ってよかったと思えます。そうしたやりがいを実感し続けるためにも、さらに経験を積み、顧客のニーズに応えられる存在であり続けたいと思っています。

- INTERVIEW 03
- 今後の抱負
「付加価値」
入社後は一から超音波について学び、製品や仕事を覚えることで精一杯でした。しかし、指導員の先輩方や上司にフォローしてもらうことで、一歩ずつ成長することができました。そして、一人でさまざまな提案をできるようになった今、私の役割はいかに競合他社の製品との差別化を図れるかだと考えています。単に製品の説明をするだけでなく、お客様が本当に必要としていることを正確にくみ取り、臨床のどんな場面で役立つかを明確に示して「付加価値」を感じていただくことで、当社の装置を世の中に広げていきたいと思います。特に最近では医療従事者の方の負担を軽減することが、大きな価値となってきています。そこに応えるためには、やはり装置のカスタマイズというポイントは欠かせません。次々と新しい機能が追加されていくため、その都度深く理解して、お客様に貢献できる提案をしていきたいと思います。
